寒さが少し和らいだこの日,本校講堂において卒業式が挙行されました。
厳かな雰囲気の中で卒業証書が授与され,これまでの歩みを振り返りながら,新たな一歩を踏み出す決意が胸に刻まれるひとときとなりました。
聖書には,次のような言葉があります。
「わたしはあなたたちのために立てている計画をよく知っている。それは平和の計画であって,災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」
(エレミヤ書29章11節)
一人ひとりの歩みは神様に知られ,守られています。今日という節目は終わりではなく,神様が備えてくださっている新しい未来への出発です。
式後の最後の終礼では,担任からの言葉に静かに耳を傾ける姿がありました。笑顔の中にも,別れを惜しむ思いがにじみ,教室には温かな空気が満ちていました。
その後,クラブ活動の在校生たちとの交流のひと時がありました。後輩たちは感謝の思いを伝え,卒業生はこれまで積み重ねてきた経験と励ましの言葉を託しました。世代を超えて受け継がれる絆は,本校の大切な財産です。
さらに行われた茶話会では,卒業生と高3の教員が思い出話に花を咲かせました。入学当初の姿,行事での奮闘,日々の何気ない教室での出来事――それらすべてが,かけがえのない時間として分かち合われました。笑い声とともに,感謝の気持ちが自然とあふれるひとときとなりました。
聖パウロはこう記しています。
「愛は忍耐強い。愛は情け深い。」
(コリントの信徒への手紙一13章4節)
本校の放送朝礼でも,よく朗読される聖句ですよね。本校で育まれた愛と奉仕の心が,これからの人生においても光となりますように。
卒業生の皆さんが,どこにあっても神様の祝福のうちに歩まれることを心よりお祈りいたします。
ご卒業おめでとうございます。
いつでも,この学び舎は皆さんを待っています。

