長かった旅も最終日です。
最後の訪問地は、ヴァチカン市国です。カトリック総本山、世界で一番小さい国です。
あのヴァチカン美術館へ!
とてもセキュリティが厳しく、持ち込めるのは小さな鞄、1つのみです。
歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館です。ここに高校生が修学旅行で訪れることができたとはーー、一生の思い出になりますよね。
長い長い人類の歴史を感じる美術品を前に、逆に無言になり、見入っていました。
美術館からそのままシスティーナ礼拝堂へ。高い高い天井に広がる圧巻の『最後の審判』や『創世記』をテーマにした天井画。大昔、どのように描いていったんだろうーーとみんなで想像しました。
システィーナ礼拝堂から近道でサン・ピエトロ大聖堂にぬけるところで、突然、ローマ法王様の謁見が入り、扉がしまってしまいました。「えっ?入れない??」と、慌てましたが、再び扉開いて、本当に幸運です。
サン•ピエトロ寺院です。この旅の集大成。
祭壇近くの有名なペトロ像の上にドン・ボスコ像があります。 ベッキの田舎で生まれ、早くに父を亡くし、食べるものにも困っていた少年は、神父となり、イタリアの子ども達のために奔走し、世界の教育者、聖人となりました。
そして、そのドン•ボスコの指の先には、マリア•マザレロの肖像画が。
城星学園の母体であるサレジアンシスターズを立ち上げた二人は、今もともにヴァチカンで、世界の子ども達の幸せを祈り続けてくださっていました。
お二人の先生に挨拶をして、この旅を締めくくります。
長旅でお疲れだったはずが、みんな逆に元気になっています。
ヴァチカンでの買い物も楽しみました。お家へのお土産は何でしょう。
バチカン市国の黄色のポストから、絵葉書を投函しました。さて何て書いたのかな?日本に到着するまでお楽しみに。
今日のうちに空路へ。明日の夕方遅くに大阪に到着予定です。