城星学園の日々

11月25日 高2イタリア修学旅行6日目

2024/11/25

長かった旅も最終日です。

最後の訪問地は、ヴァチカン市国です。カトリック総本山、世界で一番小さい国です。

 

あのヴァチカン美術館へ!

とてもセキュリティが厳しく、持ち込めるのは小さな鞄、1つのみです。

歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館です。ここに高校生が修学旅行で訪れることができたとはーー、一生の思い出になりますよね。

長い長い人類の歴史を感じる美術品を前に、逆に無言になり、見入っていました。

 

美術館からそのままシスティーナ礼拝堂へ。高い高い天井に広がる圧巻の『最後の審判』や『創世記』をテーマにした天井画。大昔、どのように描いていったんだろうーーとみんなで想像しました。

 

システィーナ礼拝堂から近道でサン・ピエトロ大聖堂にぬけるところで、突然、ローマ法王様の謁見が入り、扉がしまってしまいました。「えっ?入れない??」と、慌てましたが、再び扉開いて、本当に幸運です。

サン•ピエトロ寺院です。この旅の集大成。

祭壇近くの有名なペトロ像の上にドン・ボスコ像があります。 ベッキの田舎で生まれ、早くに父を亡くし、食べるものにも困っていた少年は、神父となり、イタリアの子ども達のために奔走し、世界の教育者、聖人となりました。

そして、そのドン•ボスコの指の先には、マリア•マザレロの肖像画が。

城星学園の母体であるサレジアンシスターズを立ち上げた二人は、今もともにヴァチカンで、世界の子ども達の幸せを祈り続けてくださっていました。

お二人の先生に挨拶をして、この旅を締めくくります。

長旅でお疲れだったはずが、みんな逆に元気になっています。

 

ヴァチカンでの買い物も楽しみました。お家へのお土産は何でしょう。

バチカン市国の黄色のポストから、絵葉書を投函しました。さて何て書いたのかな?日本に到着するまでお楽しみに。

今日のうちに空路へ。明日の夕方遅くに大阪に到着予定です。

ヴェリタス城星学園高等学校