本部を後にして,サンタ マリア マッジョーレ大聖堂に入りました。この教会は,ローマの四大教会の1つです。
4世紀に建築された大聖堂で、内部の柱は、古代ローマの神殿から運ばれたとか。目を見張る豪華さです。
昼食は,市内のレストランでアーティチョークのフライとカルボナーラ,パンナコッタ(キャラメルソース添え)。
美味しいデザートまで堪能した後は,サクロ・クオーレ教会 御心の大聖堂へ。
ここには,ドン・ボスコが晩年を過ごした部屋があります。しかし、今回は残念ながら工事中のため見ることはできませんでした。
ドン・ボスコは病気がちになり、ここの階段を登るのも、やっとだったといいます。でも,トリノのオラトリオの子供たちへ,働く先生達にお手紙を送っていました。
「近くにいても遠く離れていても、私はいつもあなたたちのことを考えます。私の望みは、ただ一つです。あなたたちがこの世でも永遠でも、いつも幸せであるように。この考えと望みにせき立てられて、この手紙を書き送ることにしました。」
「子どもたちを愛するだけでは足りません、子どもたちが、自分たちは愛されていると実感できなければなりません。」
私達が大切にしている言葉は,ここで書かれました。
上は,聖堂右側にある扶助者聖母の祭壇です。ドン・ボスコは亡くなる数カ月前、この祭壇で一度だけミサを捧げました。
彼は生涯をかけてやってきたことを振り返りながらミサを捧げたそうです。
9歳の時ベッキでみた夢の中で、マリア様が「その時がくればすべてがわかるでしょう」と言った本当の意味をそのミサの中で理解し、涙を流し、何度も中断しました。
今回の旅は,その9歳で夢をみたベッキから、ローマの地まで、ドン・ボスコとマリア・マザレロとの生涯を辿る旅です。終わりが近づいています。
お待ちかねのローマ市内観光・自主研修です。
1時間40分ぐらいの中で、生徒たちはトレビの泉を見に行ったり、ショッピングを楽しんだりと有意義な時間を過ごしました。
トレビの泉の、人混みの多さ!!現在、コイン投げは禁止です。
日本がまだ弥生時代に,この街並み、建物ができていたとは・・・驚きですね。
映画「ローマの休日」で有名なスペイン広場の階段を昇ります。
スペイン広場の階段を昇り切った教会入り口前から、階段を見下ろして撮影。綺麗な夕日とのコラボになりました。絵葉書にしてもいいですよ。
車窓から,夜の幻想的なコロッセオ。
市内のレストランで本場のピザを堪能して,ホテルに戻ってきました。